2014年度異文化コミュニケーション学部連続講演会「ことば?コミュニケーション?LGBT」
第1回「LGBT、ことば、コミュニケーション」
INFORMATION
異文化コミュニケーション学部では、多様な「性」と「ことば」、「コミュニケーション」の関係性について、学部の専門領域の視点から理解を深めていくために、2014年度に連続講演会を開催することとした。この連続講演会を通して、異文化コミュニケーションを外国、外国人とのコミュニケーションであると考える人々が少なくない中で、国内であってもさまざまな「異文化」コミュニケーションが存在し、また、そこではさまざまな「ことば」の使用があるということを共有する。講演は、春学期2回、秋学期3回の5回にわたって、「ことば?コミュニケーション?LGBT」というテーマで実施する。
《パネルディスカッション》
作家、本学兼任講師
虎井 まさ衛
性同一性障害当事者?研究者?支援者のためのミニコミ誌「FTM日本」を16年間主宰していた。幼児期より性同一性障害に悩み、大学卒業後、渡米して女性から男性への性別適合手術を受ける。その前後の1987年より、著述?講演など性同一性障害についての啓発活動を始め、1994年に創刊した「FTM日本」は国内外の研究者?教育者にも広く参考にされていた。東京都人権啓発ビデオ(東映製作)への出演、「3年B組金八先生」第6シリーズへの協力など、性と人権について、教育現場や特にメディアを通じてアピールすることに力を入れている。
ライター、コピーライター、バー経営
福島 光生 氏
宣伝会議コピーライター養成講座専門科終了後、いくつかの広告代理店、広告制作プロダクションを経てフリーランスとして活躍。
神奈川大学非常勤講師
野宮 亜紀 氏
早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。1998年より、トランスジェンダー/トランスセクシュアル/性同一性障害などの自助?支援グループ「Trans-Net J pan:TSとTGを支える人々の会」運営メンバー。当事者の一人としてさまざまな活動を続けている。
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第1回「LGBT、ことば、コミュニケーション」